鋭い観察力は母のよう

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顧客のニーズに様々な付加価値をつけて対応する共伸サービス(中須賀博一会長、大阪府東大阪市)で従業員の母親のような役割をこなす杉本佐江子さん。

事務仕事を任されている杉本さん。杉本さんのもとに資料が届くと、ミスがないかチェックするだけでなく、社長や会長がスムーズに仕事ができるように工夫している。また、「自分はドライバーと会社の懸け橋。家庭で言えば母親のような役割」と笑顔で話し、「今では足音や車両の音で誰か帰ってきたか分かる」と、日頃から周りを見ながら仕事をしている。

その観察力は鋭い。ドライバーとコミュニケーションを図る際、顔の表情など、ちょっとした変化も見逃さず、体調などを把握しているという。それを会長や社長に伝え、配車を組む際に役立てている。「ドライバーは仕事上、どうしても無理をしてしまうことが多い。コミュニケーションを取る中で、それを伝える役目だと思っている」と説明する。

杉本さんは同社に夫婦で勤めているため、メリハリをつけて働くようにしているという。「夫婦ということで、ドライバーやほかの従業員に気を遣われて社内の雰囲気を悪くしたくない。仕事着を着た瞬間にスイッチを入れ、切り替えている」と仕事と家庭に境界線をはっきりさせ、仕事に取り組んでいる。

会長から教わったことを現社長に伝えていきたいと考えているとも。「社長が変わり、少しでもいい方向に会社が行くように協力していきたい。縁あって勤めている会社の役に立ちたい」と話してくれた。

中須賀基幸社長は「事務所を空けられるのも杉本さんがいてくれるから。ドライバーのことも一人ひとり理解してくれているので、少しの変化でも、すぐに伝えてくれるため助かっている。これからも頑張ってほしい」と今後も頼りになる存在と期待を寄せている。